注文住宅の諸費用で見落としやすい支出
注文住宅の諸費用で見落としやすい支出
注文住宅を建てる際、予算計画で見落としがちな諸費用には注意が必要です。代表的なのが、土地の地盤が弱い場合に発生する地盤改良工事費で、数十万から数百万円の急な出費になることがあります。また、建築中にお世話になる近隣への挨拶品代や、職人さんへの差し入れ代、地鎮祭や上棟式の式典費用や神職への初穂料なども、小さな積み重ねですが現金での用意が必要です。さらに、建物完成後の火災保険料や地震保険料、不動産を登記するための登録免許税や司法書士への報酬、住宅ローンを組むための保証料や手数料といった融資関連の費用も数拾万円単位でかかります。入居後すぐに必要となるカーテンレールや網戸、照明器具の設置費用、エアコンの移設・購入費、そして新居に合わせた家具家電の購入費や引越し代まで含めると、想像以上にまとまった額になります。これらを見落とすと資金計画が破綻するため、本体価格の1割程度を諸費用としてあらかじめ確保しておきましょう。
注文住宅の引き渡し前に確認したいチェックポイント
注文住宅の引き渡し前に行う「竣工検査(施主検査)」は、理想の家を形にする最終関門です。入居後に不具合を見つけても、家具の搬入による傷か施工ミスかの判断が難しくなるため、このタイミングでの徹底的な確認が欠かせません。チェックの際は、まず全ての建具や窓がスムーズに開閉するか、鍵が正常にかかるかを確かめます。次に、壁紙の剥がれや床の傷、隙間がないかを明るい時間帯に様々な角度から目視で確認しましょう。さらに重要なのが水回りです。実際に全ての蛇口から水を流し、排水管からの水漏れや流れの悪さがないか、床下まで覗いて確認してください。コンセントや照明のスイッチの位置、通電状態が図面通りかも重要です。持ち物はメジャー、図面、スマホのほかに、床の傾きを調べるビー玉や、傷を指し示す付箋があると便利です。気になる箇所は必ず写真に残し、修補の期日や対応方法を施工会社と書面でしっかり交わしましょう。